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2014.08.06

成約賃料DI(2014年第2四半期)

ザイマックス不動産総合研究所は「成約賃料DI(ディフュージョンインデックス)」2014年第2四半期(4月から6月期)について東京23区および都心3区の結果をまとめた。 2014年第2四半期の成約賃料DIは東京23区と都心3区ともに「19」となった。前期(2014年第1四半期)からそれぞれ10ポイント、11ポイント上昇している。上昇は二期連続。 拡張やイメージアップ等の積極的な移転が多くなり、賃貸仲介の場面においては同じ区画に複数の入居申込が入るケースも見られた。空室が減って需給バランスが改善し、賃料引き上げの動きが増えてきている。

[図表1] 成約賃料DI(東京23区)

[図表1] 成約賃料DI(東京23区)

[図表2] 成約賃料DI(都心3区)

[図表2] 成約賃料DI(都心3区)

(注)都心3区:東京都千代田区、中央区、港区

成約賃料DIについて

「成約賃料DI」は「成約」ベースのデータを用い、同一ビルにおける新規賃料単価の変動(「上昇」「据置」「下落」)からオフィスマーケットの市況を表した指標である。 ザイマックスグループが独自に収集した成約データなどを用い、各ビルごとに半年前の賃料単価(共益費込単価)と比較。「上昇」「据置」「下落」についてそれぞれ棟数をカウントし、その割合を求めた上で上昇パーセンテージから下落パーセンテージを引いた数字を「成約賃料DI」とした(下図参照)。データ数は各四半期、平均400件程度。

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