コロナ禍における働き方とワークプレイスの急激な変化は、ワーカーの仕事以外も含む日常生活の過ごし方や生き方、価値観にまで影響を与え始めている。
シリーズ「WORKTREND(ワークトレンド)」では、ニューノーマルの「ワーク」にどのようなトレンドが生まれ、将来に向けてどう変わっていくのか予測することを目的に、不動産/人/組織/グローバルといった、それぞれが密接に関わり合いながら「ワーク」を変えていくであろうテーマを切り口に情報を発信していく。
ソフトサービスが拓くビル事業の可能性
BIRTH LAB・BIRTH WORK 麻布十番/髙木ビル
つくって貸すだけではない、ビル事業とは? 人のチャレンジに伴走するコワーキングスペースの事例とコミュニティ形成の在り方を紹介する。
高いデザイン性や充実した共用部で、中小企業の課題を解決する
フロンティアグラン西新宿/Reqree
人材採用やコミュニケーション活性化などの企業の課題解決に寄り添うことで、新築や駅近といった好条件のビルに引けを取らず、高稼働を実現した中規模ビルの事例を紹介する。
慣例を破る:未来の働き方を変革する8つのアイデア
慣例を打ち破り、未来の働き方が目指すべき方向性とは? 2024年に世界各地で開催されたワークテックカンファレンスの8人の基調講演者による、実践的なアドバイスを紹介する。
考え抜かれたインフラとカルチャー浸透。成長企業の人的資本経営を支えるオフィス
マネーフォワード
「人を大事にすることは働く環境を大事にすること」と考えるITベンチャーの、オフィスリニューアル事例を紹介する。ハイブリッドワーカーの働きやすさを追求したオフィスの全貌とは。
オフィスに焦点をあてる:オフィス回帰を阻む6つの壁とその対処法
世界ではオフィス回帰の機運とともに、オフィスに対する不満の声が広がっている。オフィスへの復帰を阻む障壁を解消するには? 世界の最新トレンドを紹介する。
未来を見据えた付加価値向上オフィスと、包括的なサービスで入居者をサポート
大阪梅田ツインタワーズ・サウス/阪急阪神不動産
近年、オフィスビルの付加価値を高めるため入居テナント専用の共有スペースを整備する動きがみられている。オフィスサポートフロア「WELLCO」を有する大阪梅田ツインタワーズ・サウスの事例を紹介する。
共用会議室からサウナまで、入居者のウェルビーイングをサポートするオフィスビル
JPタワー大阪/日本郵政不動産
近年、オフィスビルの付加価値を高めるため入居テナント専用の共有スペースを整備する動きがみられている。大阪駅西側に誕生した賑わいの拠点、JPタワー大阪での事例を紹介する。
【WORKTREND㊵】「AIによる雇用喪失」と「高齢化による労働力不足」は相殺されうるか
高齢化が進む国々での労働力不足は、自動化技術の導入によって解消されると広く考えられている。しかし本稿の筆者は、その解決策にあまり期待すべきではないと述べている。
【WORKTREND㊴】ロンドン:破格のインセンティブに象徴される、金融街カナリー・ワーフの苦境
テナント撤退が相次ぐロンドンの主要ビジネス地区で、モルガン・スタンレーの欧州本社を引き留めるために支払われた見返りは功を奏するか?
【WORKTREND㊳】欧州連合(EU)が持続可能な建築環境のためのマニフェスト採択を要請
世界グリーンビルディング評議会の新しいマニフェストは、持続可能な建物を優先することで、エネルギー安全保障から雇用創出まで、現在欧州が抱える課題に対処するものとなっている。
【WORKTREND㊲】仕事と職場のグローバルトレンド2024「20のキーワード」(後編)
2024年の働き方とワークプレイスに影響を与える、世界の最新トレンドを紹介する。
【WORKTREND㊱】仕事と職場のグローバルトレンド2024「20のキーワード」(前編)
2024年の働き方とワークプレイスに影響を与える、世界の最新トレンドを紹介する。
【WORKTREND㉟】センサ技術でよりよい職場へ。非言語情報を生かし、セレンディピティを誘発する
荒川豊/九州大学 大学院システム情報科学研究院 教授
進化したセンサ技術を用いて働く環境をどのように改善できるか、センサ技術の最先端に携わる専門家に話をうかがった。
【WORKTREND㉞】事例:本をきっかけとしたコミュニケーションが生まれる空間
日本出版販売
本社のリニューアルにより誕生した、コミュニケーションフロア「OCHANOBA」。日販ならではの、本を起点とした空間づくりについて伺った。
【WORKTREND㉝】理想都市のアイデアに学ぶ、日本の都市が目指すべき方向性
宇於﨑勝也/日本大学 理工学部建築学科 教授
コロナ禍で「コンパクトシティ」「職住融合」といった都市のアイデアが加速した。「課題先進国」日本の未来を考えるため、都市計画の専門家に話を聞いた。
【WORKTREND㉜】顔見知りが増えコミュニティが育つ。リアルな空間に集まる価値とは
平田美奈子/CIC Tokyo ゼネラル・マネージャー
企業のオフィスが「訪れる価値のある場所」であるためには何が必要なのか。コロナ禍中でも多くの入居者を引き付けてきたシェアオフィスからヒントを探る。
【WORKTREND㉛】Z世代を引き寄せ「サステナブルワーク」を実現するには
「WORKTECH22 Tokyo」レポート
これからの人材戦略にフィットしたワークプレイスの役割とは。世界の最新トレンドを紹介する。
【WORKTREND㉚】社員を惹き付けるオフィスの条件 グローバルトレンドからヒントを得る
「WORKTECH22 Tokyo」レポート
世界的な知識ネットワーク「ワークテック」のカンファレンスが開催され、不動産やテクノロジーなどの最新トレンドが共有された。内容を抜粋して紹介する。
【WORKTREND㉙】事例:オフィスは「エクスペリエンスプレイス」へ
富士通
富士通の「Work Life Shift」というコンセプトを体現する新オフィス「Fujitsu Uvance Kawasaki Tower」を紹介する。同社が今後目指す姿とは。
【WORKTREND㉘】事例:ありたい姿から逆算したオフィス、運用ルール定着を促す試み
古河電気工業
若手中心に結成したプロジェクトチームで"ありたい姿(理想の働き方)"の実現を目指したオフィス移転プロジェクトを紹介する。
【WORKTREND㉗】事例:未来のオフィスは人が主役のパーソナライズドされたABW
NTTアーバンソリューションズ
アフターコロナのオフィスで、テクノロジーとデータ活用はどのような役割を果たすのか。「未来のオフィス」を模索するNTTグループの取り組みを紹介する。
【WORKTREND㉖】グローバル:変曲点を迎えたワークプレイスの新潮流
ジェレミー・マイヤーソン/WORKTECH Academy 理事、Royal College of Art 研究教授
欧米を中心に長年ワークスタイルを研究してきた有識者は、「仕事の世界はもうコロナ以前には戻らない」と語る。世界の最新トレンドと日本へのアドバイスを聞いた。
【WORKTREND㉕】事例:淡路島への本社機能移転、移住社員の仕事・生活・キャリアを支える工夫
パソナグループ
本社機能の移転発表から間もなく2年。実際に移住した社員の働き方はどのようなものなのか。また、淡路島で働く社員を支える企業の想いとは。
【WORKTREND㉔】事例:リモートだけでは得られない体験とは?九段下オフィスの集まりたくなる仕掛け
リクルート
リクルートが2021年春に新設した九段下オフィスには、「チームのためのABW」をはじめ同社が目指す働き方を促す工夫が随所に落とし込まれている。集まりたくなるオフィスづくりについて伺った。
【WORKTREND㉓】人間の可能性を引き出す「場」の力、オフィスビルが果たす役割
相浦みどり/PLPアーキテクチャー 担当役員
ポストコロナに求められるオフィスとはどのようなものか。スマートビルの代名詞「ジ・エッジ」をはじめ、世界のビルや都市開発を手掛けてきた専門家に聞いた。
【WORKTREND㉒】グローバル:新しい働き方を理解するための7つのモデル(後編)
後編では、「データ主導のワークプレイス戦略」「テクノロジー」「デザイン」「ウェルビーイング」の4つの理論モデルについてご紹介する。
【WORKTREND㉑】グローバル:新しい働き方を理解するための7つのモデル(前編)
ハイブリッドワークを実現するための実践的な課題を7つの理論モデルを通じて探る。今回は、「ハイブリッドワーク」、「リーダーシップ」と「サステナビリティ」をご紹介する。
【WORKTREND⑳】グローバル:ネットワーク型経済における企業の役割は何か?
ハイブリッドワークの浸透にともない企業が果たすべき役割は急変している。来たる「ネットワーク型経済」において、企業はどのような存在になるか。
【WORKTREND⑲】テレワーカーのワーク・エンゲイジメント低下を防ぐには
島津明人/慶應義塾大学
ニューノーマルの働き方によって生じたワーカーのメンタルヘルス面の課題解決に向けて、産業精神保健の専門家からの提言を紹介する。
【WORKTREND⑱】グローバル:オフィス回帰の付加価値を高める10アイディア
世界をリードする10人の専門家による、ポストコロナにおける新しいワークプレイスのための10のビッグアイディアを紹介する。
【WORKTREND⑰】グローバル:週4日オフィス出勤のハイブリッドパターンは定着するか
欧米ではコロナ収束後、ハイブリッドモデルは自然に「週4日オフィス出勤」のバランスにシフトすると予測されている。それを後押ししている要因は何か。
【WORKTREND⑯】シニアが活躍する社会に向け、企業にできる職場づくり
シニアのさまざまなライフチョイスをサポートすることは、一億総活躍社会の実現につながるだろう。
【WORKTREND⑮】グローバル:英国のフレックスオフィスの未来予測
英国のフレックスオフィスは、コロナ危機の経済的ショックを乗り越え、今後急成長する可能性があるという。今回は、英国で発表されたレポートの内容を紹介する。
【WORKTREND⑭】調整型人事から脱却し「人的資本経営」を目指す企業へ
片岸雅啓/経済産業省 経済産業政策局 産業人材課 課長補佐
ビジネスの勝ち筋が変わり、企業経営における「人」の重要性が増している。人材戦略を経営戦略と紐づけ、人を価値の源泉とするために今できることとは。
【WORKTREND⑬】「出社率」という新たな概念で複雑化するオフィス需要
コロナ禍以降、好況でもオフィス面積を縮小したいと考える企業が増えている。「1人あたり面積×人数」という従来の計算式は通用しなくなるのかもしれない。
【WORKTREND⑫】キャリアの自立を支える「共助」、日本では伸びしろあり
大嶋寧子/リクルートワークス研究所 主任研究員
キャリアの自立が求められる時代に、日本人ワーカーが自己実現を叶える突破口は「共助」であろうと、大嶋氏は話します。
【WORKTREND⑪】コロナ禍にみられる企業のワークプレイス戦略
コロナ禍で加速した働き方の変化に応じて、ワークプレイス戦略の見直しが進んでいる。多くの企業が模索を続けるなかで、現れてきた取り組みを紹介する。
【WORKTREND⑩】グローバル:「WFAモデル」のためのワークプレイス戦略
WFA(Work From Anywhere)モデルが浸透するなか、企業はどのようなワークプレイスに戻るべきか。英国のワークプレイス専門家2名が議論した。
【WORKTREND⑨】グローバル:6つの企業アーキタイプ⑥Space Shapers
欧米企業でみられているトレンドの1つとして、今回は「Space Shapers:スペースを再構成する企業」というアーキタイプを取り上げる。
【WORKTREND⑧】グローバル:6つの企業アーキタイプ⑤Data Drivers
欧米企業でみられているトレンドの1つとして、今回は「Data Drivers:情報を駆使する企業」というアーキタイプを取り上げる。
【WORKTREND⑦】グローバル:6つの企業アーキタイプ④Wellbeing Watchers
欧米企業でみられているトレンドの1つとして、今回は、「Wellbeing Watchers:従業員のウェルビーイングを最優先する企業」というアーキタイプを取り上げる。
【WORKTREND⑥】グローバル:6つの企業アーキタイプ③Resolute Returners
欧米企業でみられているトレンドの1つとして、今回は「Resolute Returners:オフィスに回帰する企業」というアーキタイプを取り上げる。
【WORKTREND⑤】変化に対応する企業のための、3つのキーワード
社会の急速な変化に伴い、企業の経営課題は多様化している。企業間競争を勝ち抜くためには柔軟な対応が求められる。
【WORKTREND④】グローバル:6つの企業アーキタイプ②Tech Investors
欧米企業でみられているトレンドの1つとして、今回は「Tech Investors:新テクノロジーへ投資する企業」というアーキタイプを取り上げる。
【WORKTREND③】グローバル:6つの企業アーキタイプ①Choice Champions
コロナパンデミックにより、世界は一変した。ウィズコロナの現在、世界中の企業やワーカーに何が起きているのか。グローバルな視点で見てみたい。
【WORKTREND②】「会社員一択」からの脱却――ワーカーのこれからを考える
経済・社会の変化とともに日本の長期雇用慣行が崩れ、代わりに勤務時間と場所のフレキシブル化や雇用制度の多様化など、働く人を取り巻く環境に変化の兆しが表れている。
【WORKTREND①】オフィス街から「ライフの領域」に浸み出すワークプレイス
テレワークをはじめとする働き方の変化は、従来エリア・用途が明確に区別されていた不動産の境界を流動化させ、ワーカーに多様な選択肢を提供し始めている。
【WORKTREND⓪】「働く」の新潮流を捉える新シリーズ始動
コロナ禍で日本のワークとライフは一変した。ニューノーマルにどのようなトレンドが生まれ、未来はどう変わっていくのか。予測の足掛かりとなる情報を発信する。