<現在の状況別>サテライトオフィスの利用時間の割合
- ザイマックスグループの従業員を対象とした調査で、普段働いている場所として「メインオフィス」「在宅勤務」「サテライトオフィス」「その他の場所」の時間割合を聞きました。
- そのうえでサテライトオフィスの利用時間の割合に注目し、「小さい子供と同居している」「一人暮らしである」といった現在の状況別に確認したところ、「自宅の環境が仕事に適さない」に「あてはまる」と回答した人は総労働時間の43.6%をサテライトオフィスで働いており、「あてはまらない」人と比べて2倍以上高いことがわかりました。つまり、サテライトオフィスは在宅勤務がしづらい人にとってセーフティネットの役割を果たしている可能性があるといえるでしょう。
- このことから、企業がハイブリッドモデルを採用する場合には在宅勤務以外の選択肢を用意し、ワーカー自身が選べる権限を与えることが重要であるといえます。
- なお、育児や介護といった他の状況については「あてはまる」人と「あてはまらない」人との間に大きな差はみられませんでした。
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