<働く場所の組み合わせ別>普段働いている場所の時間割合
- ザイマックスグループの従業員を対象とした調査の結果から、「出社とサテライトオフィスあり」のハイブリッドワーカーは、「出社と在宅勤務のみ」のハイブリッドワーカーよりもワーク・エンゲイジメント(*1)が高い傾向が確認できました。
*1 仕事に対して前向きで充実したワーカーの心理状態を指す概念
- 各グループが普段働いている場所の時間割合を比較したところ、「出社とサテライトオフィスあり」のハイブリッドワーカーは「出社と在宅勤務のみ」のハイブリッドワーカーと比べて多様な場所をバランスよく利用しており、在宅勤務も26.2%の時間を占めていることがわかりました。
- つまり、両者のワーク・エンゲイジメントの差の背景として、サテライトオフィスと在宅勤務の違いに由来する差だけでなく、働く場所の多様さに由来する差もあるのではないかと考えられます。
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DATA
<働き方のタイプ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値
働く場所とワーク・エンゲイジメントの関係を探るため、「完全出社」「ハイブリッドワーカー」「完全テレワーカー」の3タイプを比較しました。