<働き方のタイプ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値

【1】<働き方のタイプ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値(倍率)

【1】<働き方のタイプ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値(倍率)

【2】<働く場所の組み合わせ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値(倍率)

【2】<働く場所の組み合わせ別>ワーク・エンゲイジメントスコア平均値(倍率)
  • ザイマックスグループの従業員を対象とした調査で、ワーク・エンゲイジメントスコア(*1)を算出しました。

*1 慶應義塾大学の島津明人教授のご助言のもと「ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(UWES)」を採用。「活力」「熱意」「没頭」というワーク・エンゲイジメントの3つの下位因子について、各3項目・合計9項目の質問に対する7段階尺度(0~6)の回答から算出。

  • 【1】普段の働き方のタイプから回答者を「完全出社」「ハイブリッドワーカー」「完全テレワーカー」の3タイプに分け、タイプ別にワーク・エンゲイジメントスコアの平均値を算出しました。完全出社のグループを基準(100%)としスコアの倍率を比較すると、ハイブリッドワーカーのスコアは完全出社に対して110%と高く、完全テレワーカーと比べても若干高い傾向がみられました。
  • このことから、ワーク・エンゲイジメントを高める観点では、出社とテレワークを使い分けるハイブリッドワークが最適である可能性が示唆されます。
  • 【2】次に、ハイブリッドワーカーのなかでも多数派の組み合わせである「出社とサテライトオフィスあり(*2)」「出社と在宅勤務のみ」の2グループのワーク・エンゲイジメントスコアを比較すると、「出社とサテライトオフィスあり」のハイブリッドワーカーが、「出社と在宅勤務のみ」のハイブリッドワーカーに対して117%と有意に高いことがわかりました。
  • ハイブリッドモデルにおいて在宅勤務だけでなくサテライトオフィスでも働けることと、ワーク・エンゲイジメントとの間には正の関係があると考えられます。

*2 在宅勤務やその他の場所の有無を問わない

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「ハイブリッドワークが企業にもたらすメリット」(2023)

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