<ワーク・エンゲイジメントの高さ別>生産性などのアウトカムの評価
- ザイマックスグループの従業員を対象とした調査で、企業が目指したい成果(アウトカム)にあたる「定着性」「生産性」「インロールパフォーマンス」「エクストラパフォーマンス」の4項目(*1)について、どの程度あてはまるか、普段の様子を5段階尺度で聞きました。
*1 各項目の内容は図表内の文言参照
- 「(やや)あてはまる」と回答した人の割合を、ワーク・エンゲイジメントスコア(*2)上位25%グループとそれ以外の標準グループでそれぞれ算出し、標準グループに対する上位25%グループの倍率をみてみました。
*2 慶應義塾大学の島津明人教授のご助言のもと「ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度(UWES)」を採用。「活力」「熱意」「没頭」というワーク・エンゲイジメントの3つの下位因子について各3項目・合計9項目の質問に対する7段階尺度(0~6)の回答から算出。
- 4項目すべてについて上位25%グループの方が「あてはまる」の割合が高く、特に生産性(標準グループの148%)とエクストラパフォーマンス(同145%)では差が大きい結果となりました。つまり、ワーク・エンゲイジメントと各アウトカムの評価との間には正の関係があると考えられ、従業員のワーク・エンゲイジメントを高めることは企業のメリットにつながる可能性があることが示唆されました。
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