ワーカーが感じる「在宅勤務の不満」(2021)

ワーカーが感じる「在宅勤務の不満」(2021)
  • オフィスワーカーへのアンケートで、在宅勤務の経験者かつ何かしらの不満を感じているワーカーに、在宅勤務にどのような不満を感じているかを聞きました。
  • テレワークの不満としてコミュニケーションが挙げられていたのと同様に、在宅勤務の不満としても「コミュニケーションがとりづらい、減る」(44.8%)は上位に挙がっています。
  • しかしそれ以上に「運動不足・不健康になりやすい」(56.5%)、「仕事のオン・オフが切り替えづらい」(50.3%)と回答した割合が高く、通勤時間削減による負担軽減といったテレワークのメリットは、在宅勤務の場合、自宅にこもりがちになることでデメリットにもなることがわかりました。
  • 調査時点(2021年10月)では、1回目の緊急事態宣言から1年半ほど経ち、在宅勤務が普及・定着してきている反面、什器やモニター、コピー機、ネット回線などの業務環境がいまだに整っていない様子も明らかとなりました。個人で用意することが難しい場合もあるため、企業による補助支援や、自宅以外の働く場所の整備等が求められます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「首都圏オフィスワーカー調査 2021」(2021)

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