<業種別>出社率の実態と、コロナ禍収束後の意向(2021年秋)
- 企業へのアンケートで、全社員がオフィスに出社した場合を出社率100%とし、「現在の平均的な出社率(実態)」と「コロナ禍収束後の出社率(意向)」を聞きました。その結果を「0%(完全テレワーク)」、「1%~39%(テレワーク派)」、「40%~59%(半々)」、「60%~99%(出社派)」、「100%(完全出社)」の5段階に分け、業種別に比較しました。
- 「卸売業,小売業」や「建設業」、「金融,保険業」が実態・意向ともに「100%(完全出社)」の割合が高く、特にコロナ禍収束後については3~4割近い企業が完全出社に戻る意向があることがわかりました。
- 対して、「情報通信業」は現在「出社率40%未満」に抑えている企業が50.9%と全業種中もっとも高く、「100%(完全出社)」は5.4%にとどまっているなど、テレワークの普及が特に進展している様子がうかがえました。
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