オフィス/サテライトオフィスに求める条件
【1】出社したいと思うオフィスの条件
- *1 カジュアルなミーティングやリラックススペースとしても利用可能
【2】サテライトオフィスを利用する際に重視する条件
- 【1】コロナ危機収束後も、多くのワーカーはテレワークとあわせてオフィスにも出社すると考えられます。そこで、「テレワークの選択肢があるうえでどのようなオフィスなら出社したいと思うか」をオフィスワーカーへのアンケートで聞きました。
- 最も希望されたのは「業務に集中できる個室がある」(49.5%)でした。オフィスワーカーの仕事の半分程度が1人で集中する業務である(首都圏オフィスワーカー調査 2020【図表15】)ことから、オフィスにも集中できる場所が求められているようです。次に「安心・安全に配慮されている(感染症対策など)」(44.1%)や、「リラックス・休憩スペースがある」(38.8%)、「飲食・カフェスペースがある」(35.6%)、「心身ともに健康的に働ける空間(ウェルネスオフィス)」(33.0%)などが続きました。
- 【2】コロナ危機収束後にサテライトオフィスを利用すると想定した場合に重視することを聞いた結果、「自宅から近い」(63.1%)が最も重視され、2位に大きく差をつけました。テレワークにおいて、通勤・移動時間の削減はワーカーにとって大きなメリットとなるようです。また、オフィスに求める条件同様に、「業務に集中できる個室がある」(32.4%)が上位だったほか、様々な機能が期待されていることがうかがえました。
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VIEWPOINT
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ジェレミー・マイヤーソン/WORKTECH Academy 理事、Royal College of Art 研究教授
世界中で囁かれるオフィス不要論に対し、ワークプレイスの専門家は異なる未来を提示します。新次元のオフィスに求められる「スーパーエクスペリエンス」とは。