在宅勤務・サテライトオフィス勤務のメリット

【1】在宅勤務のメリット

在宅勤務のメリット

【2】サテライトオフィス勤務のメリット

サテライトオフィス勤務のメリット
  • アンケートで、在宅勤務またはサテライトオフィス勤務の経験者かつ何かしらのメリットを感じているワーカーに対し、それぞれ具体的にどのようなメリットを感じているのかを聞きました。
  • 【1】在宅勤務のメリットでは、1位の「移動時間・通勤時間の削減」(92.1%)に続き、「感染症の感染リスク低減」(57.8%)が2位となりました。テレワークの場所に関する施策の実施状況(首都圏オフィスワーカー調査 2020【図表7】)から、在宅勤務はコロナ危機を機に実施するようになったワーカーが多いことを確認した通り、実際に感染症対策として効果を感じている様子がうかがえます。
  • さらに「肉体的な負担軽減(健康増進、疲労軽減)」(39.2%)、「ストレス軽減」(38.5%)と続き、通勤がなくなることによる肉体的・精神的な負担軽減が在宅勤務の主なメリットとして挙げられています。
  • 【2】サテライトオフィス勤務のメリットも在宅勤務同様、「移動時間・通勤時間の削減」(59.1%)がトップでした。また、もともと執務専用のスペースとして用意された空間であることから、「集中して仕事ができる」(44.2%)と回答した割合は在宅勤務よりも高い結果となりました。
  • 在宅勤務の不満(首都圏オフィスワーカー調査 2020【図表13】)として挙げられた「オン・オフの切り替え」や「通信環境」に関する項目が、サテライトオフィスではメリットとして上位に挙げられており、テレワークを導入する企業にとっては、在宅勤務の不満を解消する選択肢としてサテライトオフィスが有効であるといえるでしょう。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「首都圏オフィスワーカー調査 2020」(2020)

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在宅勤務の課題がみえてきた今、社員のテレワークの場所としてサテライトオフィスを契約する企業が増えています。両者の違いと、それぞれのメリットとは。

DATA

働き方に関する施策の実施率(2020)

オフィスワーカーの働く場所や時間のフレキシブル化が進んでいます。特に「在宅勤務」の実施率は58.6%と、前年より大幅に増加しました。