働く環境の生産性評価(2020年春)
【1】働く環境の生産性評価
【2】オフィスレイアウトに関する取り組み別、生産性評価
【3】テレワークする場所に関する取り組み状況別、生産性評価
- *1 レンタルオフィス、シェアオフィス等の賃貸借以外の利用契約に基づくワークプレイスサービス
- 【1】企業へのアンケートで、オフィスの中とテレワークする場所を総合的にみて、ワーカーに生産性高く働ける環境が提供されていると思うかを聞きました。「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した企業は58.6%であり、「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」の合計は34.2%でした。
- 【2~3】フレキシブルなレイアウトやテレワークする場所に関する取り組み状況別に比較すると、すべての施策で、導入している企業の方が「生産性高く働ける環境が提供されている」と評価した割合が高いことがわかりました。取り組み状況による差が最も大きかった施策は「集中するためのスペース」で、「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計に24.2ポイントの差がありました。
- また、快適性評価(「大都市圏オフィス需要調査2020春(6月実施)【図表28】)と同様に、各施策を未導入の企業は生産性評価が低い傾向にあるだけでなく、「わからない」と回答した割合が高く、働く環境が生産性に与える影響に関しての意識が低いといえるかもしれません。
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VIEWPOINT
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IWG フランス
世界1,100都市以上でフレキシブルスペースを展開するIWGは、「テレワークの最も効果的な頻度は週2回」とされるフランスでそのデメリット解消を目指しています。
DATA
オフィス環境の快適性評価(2020年春)
企業に対し「ワーカーに快適なオフィス環境が提供されていると思うか」と聞いた結果、約6割が「そう思う」と回答した一方、3割は「そう思わない」と回答しました。