オフィス環境の快適性評価(2020年春)
【1】オフィス環境の快適性評価
【2】オフィスレイアウトに関する取り組み別、快適性評価
- 【1】企業へのアンケートで、入居中のオフィスについて、ワーカーに快適なオフィス環境が提供されているかを聞きました。「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した企業の合計は56.4%、「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」の合計は27.3%でした。
- 【2】レイアウトの取り組み状況別に快適性評価を比較すると、フレキシブルなレイアウトを導入している企業のほうが、未導入の企業よりも「非常にそう思う」「ややそう思う」の割合が高いことがわかりました。未導入の企業は快適なオフィスが提供されていると評価する割合が低いだけでなく、「わからない」と回答した割合が高く、そもそもオフィスの快適性に対して関心が薄いともいえるかもしれません。
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VIEWPOINT
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オリー・オルセン/ザ・オフィス・グループ 共同設立者兼共同CEO
将来の企業がワークプレイスを選ぶ際には「ロケーション」よりも「スペース」が決め手になる。専門家が予測する、フレキシブルオフィスの今後の方向性とは。
DATA
オフィス入居人数に対する座席数の理想と現状(2020年春)
6割以上の企業が、オフィス入居人数に対する座席の割合を100%以下にしたいと回答しました。座席数を少なくしたい意向は昨年よりも強まっているようです。