オフィス入居人数に対する座席数の理想と現状(2020年春)

【1】オフィス入居人数に対する座席数の現状と今後の意向(2020春)

オフィス入居人数に対する座席数の現状と今後の意向(2020春)

【2】オフィス入居人数に対する座席数の現状と今後の意向(2019春)

オフィス入居人数に対する座席数の現状と今後の意向(2019春)
  • 【1】企業へのアンケートで、オフィス入居人数および用意している座席数を聞き、現状の人数に対する座席数の割合を算出しました。また、今後人数に対して何%程度の座席数にしていきたいかを聞きました。その結果を「100%未満」「100%」「100%超」の3グループに分け比較すると、現状と理想には差があることがわかりました。
  • 現状では、オフィスの入居人数に対して「100%超」の座席数を確保している企業(64.6%)が最も多い結果となりました。しかし、今後については、「100%超」の座席数を確保したい企業は30.9%へ半減している一方で、「100%未満」と「100%」はそれぞれ増えており、6割以上の企業(「100%未満」「100%」の合計60.9%)で、将来的には100%以下にしたい意向があることがわかりました。
  • 2019春調査の結果(【2】)と比較すると、現状の席数割合に大きな変化はありませんが、今後の意向では「100%未満」が12.7ポイント増えており、より座席数を少なくしたい意向が強まったと考えられます。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2020春(6月実施)」(2020)

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オフィス入居人数に対する座席数の理想と現状(2019年春)

オフィス入居人数に対して座席が何割用意されているのか調べました。現状では「100%超」の企業が多いものの、理想は人数以下に減らしていきたいようです。