固定席とフレキシブルなスペースの導入目的の違い(2019年春)

固定席とフレキシブルなスペースの導入目的の違い(2019年春)

(複数回答、フレキシブルなスペースの導入目的上位10まで抜粋、対象:過去1年間で何かしらのオフィス
レイアウトの面積を増やした企業)

*フレキシブルなスペース...フリーアドレス席、グループアドレス席、
オープンミーティングスペース、リフレッシュスペース、ABW、食堂・カフェスペースなどを指す

過去1年間(2018年4月~2019年3月)で、オフィス内に固定席の面積を増やした企業と、何かしらのフレキシブルなスペースの面積を増やした企業に対し、それぞれの理由・目的を聞きました。

  • 「固定席スペース」を増やした企業は、「入居人数の増減にあわせたオフィス面積調整」(69.2%)と「組織再編にあわせたオフィススペースの整備」(43.8%)の二つを主な導入目的として挙げました。
  • 対して「フレキシブルなスペース」を導入した企業では、スペース調整の目的以外に、「社内のコミュニケーション活性化」(44.7%)や「生産性の向上」(35.8%)、「オフィス環境の快適性向上」(35%)など、従業員にとって働きやすい環境の整備に関わる項目が上位に並びました。

(本調査の詳細)ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2019年春」(2019)

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