非テレワーカーの不安とテレワーカーの感想(2018)

(テレワークしていない人:n=1,683、テレワークしている人:n=148、複数回答)

  • テレワークに対して、テレワークをしていない人が持つ不安と、実際にテレワークをしている人(テレワーカー)が感じているデメリットを比較してみました。テレワークをしていない人の不安の平均スコアが38.6%であるのに対して、テレワークをしている人の感想(デメリット)の平均が22.7%であり、全ての項目において、不安(横軸のスコア)を感想(デメリット、縦軸のスコア)が下回っています。つまり、イメージされている不安ほど、テレワーカーが実際にはデメリットを感じていないといえるでしょう。
  • 特に右下(第4象限)付近、「仕事上のコミュニケーション量が減った」「ホウレンソウがしづらいと感じた」「情報セキュリティに不安があった」など、テレワークをしていない人から特に不安視されている項目について、どれも実際にデメリットを感じている人は多くないようです。
  • それよりも、テレワーカーの多くは「仕事のON/OFFの切り替えがしづらかった」という労働負荷に関するデメリットを強く感じていることがわかりました。この課題については、テレワークするための場所の整備や、運用方法の確立、ワーカーの意識改革などが進むことで、今後解消されていく可能性があるでしょう。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「首都圏オフィスワーカー調査2018」(2018)

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