CREのサステナビリティマネジメント
『CREマネジメントハンドブック JAPAN2015』
(吉田淳)
企業経営の観点から、環境不動産の便益、不動産の環境リスク、環境ラベリング制度、ザイマックスにおける取り組みについて解説し、持続可能な企業不動産価値を目指すマネジメントが企業およびステークホルダーに対してもたらす利益について考察した。日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)のホームページの書籍・報告書のページで紹介されています。
これからの不動産市場における環境マネジメントの重要性 ~ 環境認証の経済性分析を通じて ~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.25』
(中山善夫 吉田淳 大西順一郎)
近年、環境に対する問題意識が高まっており、不動産業界においても様々な取り組みが行われてきた。その取り組みのひとつである環境認証の有無がオフィスビルの新規成約賃料に与える影響について、ヘドニック・アプローチを用いて検証し、不動産のハード面だけでなくソフト面をマネジメントすることで環境性能、不動産価値を高める環境マネジメントの重要性を指摘した。
中長期投資の時代に求められる不動産投資スタイル ~リスクマネジメントから「修繕」を考える~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.24』
(中山善夫 鎌田佳子 石原健司)
リーマンショック後、不動産投資に関する考え方に変化が生じ、不動産を中長期的に保有し運用する流れになってきている。このような状況下では、投資期間中の不動産をいかに適切に管理・運営するかがポイントである。本稿では、管理・運営の重要な要素の1つである「修繕」について紹介した。
中長期投資の時代に求められる不動産投資スタイル ~保有・運用期間中のリスクの観点から「建物管理」を再定義する~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.23』
(中山善夫 吉田淳 大西順一郎)
不動産投資における建物管理の意義をリスクの側面からとらえ直したうえで、建物管理を取り巻くビジネス環境について整理し、今後の建物管理について再定義した。
不動産マーケット展望2015
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.23』
(中山善夫)
デフレからの早期脱却と経済成長を推し進めてきたアベノミクスは、不動産市場へも大きな影響もたらした。このところ堅調な不動産マーケットがこの先どうなるのか。アベノミクスやオリンピックの影響を踏まえて、2015年とその先についての座談会を行った。
リストラ一辺倒から、保有・利用という選択肢も ~変わる、企業と不動産の付き合い方~
『月刊プロパティマネジメント 2015年3月号』
(中山善夫)
短期的な高ROE重視を背景とした「持たざる経営」「オフバランス」一辺倒から、中長期的な企業価値向上や安定化を目指すこれまでとは異なるCRE(企業不動産戦略)が注目されている。こうした動きの中で、企業と不動産の付き合い方について、企業経営と不動産の活用という観点から述べた。
築古化が進む中小規模オフィスビルストックの再生と環境認証
『BELCA NEWS 2015年1月号』
(吉田淳)
改修とラべリングを一体的に実施する新しいエネルギーマネジメントにより、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)やCASBEE不動産といった環境認証を取得したザイマックス溜池山王ビル(延床面積約1000坪、築約40年)での事例を通じ、築古中小規模ビル再生のポイントについて解説した。
オフィスはより選別される時代へ ~テナントヒアリング及びアンケート調査からみるニーズ・実態の調査~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.22』
(中山善夫 石崎真弓)
「オフィスを借りる際の選択基準」、「震災対策」、「効率的で快適な働き方の導入状況」など、入居テナントに対して行ったヒアリング、アンケート調査活動を通じ、テナント企業を取り巻く環境変化を考察し、これからのビル経営において、テナント企業の声に耳を傾けることの重要性について述べた。
BCP 策定のための防災関連製品等
『大阪ビルディング協会 「BCP策定のための防災関連製品等(ご紹介)」』
ザイマックスグループでは東京都の条例に基づき、3日分の備蓄を拠点ビルに配備した。その際に工夫・検討したポイントを主に(1)食料選択時のポイント、(2)保管方法での工夫、(3)その他配備した備品、に分けて解説した。
ザイマックス新規成約賃料インデックスの紹介 ~他の指標と組み合わせることで不動産マーケットの理解が深まる~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.21』
(中山善夫 大西順一郎)
不動産業を支える重要なインフラである賃料指数を作成するにあたってのハードルを整理した上で、ザイマックス新規成約賃料インデックスの特徴を解説し、オフィス賃貸マーケットをより的確に理解するための新しい使い方について提案した。