第78回 オフィスピラミッドを深掘りする2026 ~時代とともに変化するオフィス仕様~
ARES不動産証券化ジャーナル vol.100
(中山善夫 菊澤恭子)
「東京23区オフィスピラミッド2026」をもとに、東京23区のオフィスビル9,362棟を対象として、規模別・年代別にオフィス仕様の変化を整理した。延床面積、基準階面積、地上階数、天井高、床荷重、電気容量、駅徒歩分数、耐震性に加え、Walkability Indexを用いて周辺環境の特徴も分析している。
不動産と向き合う金融機関 - 地域経済を支える資産活用の視点
不動産ファンドレビュー_No.731
(中山善夫 任暄)
人口減少やオンライン取引の普及を背景に、店舗網の再編が進むなか、金融機関にとって不動産は単なる保有コストではなく、地域との接点を再設計し、資金循環を生み出す経営資源となりつつある。老朽化する拠点の課題を起点に、保有不動産の活用、地域の遊休資産への関与、不動産ファンドを通じた価値創出の方向性を改めて探る。
第77回 今後の商業施設のあり方 ~メガトレンドからみる10大トピックス~
ARES不動産証券化ジャーナル vol.98
(中山善夫 山田賢一)
重要と考えられる10のメガトレンド(例:人口減少・高齢化、物価上昇、人手不足など)を抽出して、「1.商業施設のトレンド」及び「2.商業施設のあり方」の視点から考察をおこない、今後の商業施設のあり方について検討したものである。
2026年、不動産に影響を与える10大テーマ - 米国不動産カウンセラー協会発表
不動産経済ファンドレビュー No.723
(中山善夫)
米国で最も権威ある不動産専門家集団、米国不動産カウンセラー協会が発表する年次報告「CRE® が考える“不動産に影響を与える今年の10大テーマ®”」の2026年版の概要を日本語で紹介している。
第76回 オフィス賃料形成要因の変化 ~東京23区のオフィスマーケットデータから読み解く~
ARES不動産証券化ジャーナル vol.96
(中山善夫 曽我部哲人 谷澤篤志)
近年、働き方改革の進展やコロナ禍をへて、働き方・働く場の多様化が進んだ。こうした社会情勢の変化は、オフィスビルの競争力を左右する要因にも影響を及ぼしている可能性がある。本稿では、2013年から2025年までの期間を4つの時期に分け、延床面積などの要素が賃料に与える影響の推移を分析した。分析の結果、いくつかの要素で賃料への影響の大きさが変化しつつあることが示唆された。
第75回 2026年不動産に影響を与える今年の10大テーマ ~米国不動産カウンセラー協会発表 / からくさ不動産みらい塾発表~
ARES不動産証券化ジャーナル vol.95
(中山善夫)
ザイマックス総研では、毎年、米国で最も権威ある不動産専門家集団、米国不動産カウンセラー協会が発表する年次報告「CRE® が考える“不動産に影響を与える今年の10大テーマ®”」を翻訳して公表している。寄稿の前半では、2026年度版の概要紹介で、グローバル、もっぱら米国の事情である。一方、後半は弊社運営の「からくさ不動産みらい塾」(不動産業界の次世代リーダー育成を目的)の塾生の投票による2026年不動産に影響を与えるトップ10のダイジェストとなっており、日本にフォーカスした内容となっている。
リニューアルがオフィス賃料に与える影響
ARES不動産証券化ジャーナル vol.94
(中山善夫 曽我部哲人)
オフィスビルのリニューアルは、オフィスストックの築古化や建築費の高騰などを背景に、既存物件の価値を高める手段として重要性が増している。こうした背景を踏まえ、本稿では、オフィスビルのリニューアル実施の有無がオフィス賃料に与える影響について定量的な分析を行った。分析の結果、リニューアルの実施によるオフィス賃料の上昇傾向が確認された。
オフィスのウェルネス性能がもつ経済価値 - CASBEE-WR 正式リリースを前に見えてきた経済効果 -
不動産経済ファンドレビュー_NO.715
(中山善夫 任暄)
ザイマックス総研とCASBEE-ウェルネス不動産(CASBEE-WR)の開発に携わる千葉大学林立也教授は、同制度の正式リリースを前に、試行版を用いた共同研究を実施した。具体的には、既存オフィスビルのウェルネス性能を評価し、その結果が賃料や入居継続にどのように結びつくかを分析したものである。本稿では、CASBEE-WRの期待される役割、実証で確認された価値創出のメカニズム、そして不動産運用の現場にとっての意味を整理する。
米国の不動産コンサルティング資格 米国不動産カウンセラー(CRE®)
『不動産コンサルティングプラス 2025年11月号』
(中山善夫)
世界的に数ある不動産関連資格の中で、最高峰といわれているのが米国不動産カウンセラー(CRE®)である。本稿は、その保有者である中山善夫(ザイマックス総研代表取締役社長)による、同資格の資格認定のプロセス、会員属性、業務内容、位置づけ、社会的評価などを解説したものである。
オフィスビルのウェルネス性能がもたらす経済価値 ~新評価制度「CASBEE-ウェルネス不動産(試行版)」を用いた実証分析~
『ARES不動産証券化ジャーナルvol.92』
(中山善夫 任暄 )
本稿では、新認証制度「CASBEE-ウェルネス不動産(試行版)」を用い、既存オフィスビルのウェルネス性能が賃料や空室率といった経済価値に与える影響を実証的に検証した。134物件を対象に分析した結果、ウェルネス性能が高いほど賃料が上昇する傾向が確認され、特に「デザイン性」「防災対策」「空間・内装」が賃料に寄与する要素として抽出された。制度の普及を通じ、ウェルネス向上が不動産価値向上へつながる可能性を示した研究である。