<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>テレワーク状況(2024年秋)
【1】人的資本経営の具体的な取り組み状況

【2】<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>何らかのテレワークする場所を整備している割合

【3】<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>サテライトオフィスの導入率

- 企業へのアンケートで、人的資本経営の具体的な取り組み状況(*)を聞きました。 * 人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方。ここでいう「具体的な取り組み」とは、人材への投資のほか、社内外への「人的資本経営」という言葉を使った情報発信などを指す。
- 【1】「すでに取り組んでいる」と回答した企業は25.1%、「これから取り組む予定である」も合わせると過半数でした。
- 【2】この結果を用いて、テレワークする場所の整備状況を比較したところ、人的資本経営の取り組みが進んでいる企業ほど高い結果となりました。
- 【3】同様にサテライトオフィスの導入率を比較すると、「すでに取り組んでいる」グループのサテライトオフィスの導入率(40.0%)は、「取り組む予定はない」グループ(20.1%)の約2倍にのぼることがわかりました。
- 人材を「資本」と考える人的資本経営において、ワークプレイス戦略により、従業員にとって働きやすい環境を提供することも、重要な施策の一つであると考えられます。
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