<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>働き方に関する取り組み状況(2024年秋)

【1】人的資本経営の具体的な取り組み状況

人的資本経営の具体的な取り組み状況

【2】<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>働き方に関する取り組み状況

<人的資本経営の具体的な取り組み状況別>働き方に関する取り組み状況
  • 企業へのアンケートで、人的資本経営の具体的な取り組み状況(*)を聞きました。
    * 人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方。ここでいう「具体的な取り組み」とは、人材への投資のほか、社内外への「人的資本経営」という言葉を使った情報発信などを指す。
  • 【1】「すでに取り組んでいる」と回答した企業は25.1%、「これから取り組む予定である」も合わせると過半数でした。
  • 【2】この結果を用いて、働き方に関する取り組み状況を比較したところ、多くの施策で、人的資本経営に関して「すでに取り組んでいる」グループほど導入率が高い傾向がみられました。特に、「従業員のスキルアップ・研鑽・リカレント教育の支援」や「従業員エンゲージメントの測定」は、取り組み状況による導入率の差が大きく、人的資本経営の取り組みを進める企業で特に優先的に取り組んでいる施策といえるでしょう。
  • そのほか、人的資本経営に取り組む企業にとって働く場所や時間の柔軟性も重要であることが、「フレックスタイム制度の整備・活用」や「地方などオフィス拠点から遠方に住んでいても働ける制度の整備・活用」、「ABW(Activity Based Working)」といった施策の結果からみてとれます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2024秋」(2025)

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