フレキシブルオフィス6タイプの利用関心度(2024年秋)

フレキシブルオフィス6タイプの利用関心度(2024年秋)
  • テレワークの進展によりオフィス以外の場所で働くことが定着したほか、他社との交流や新規事業創出などの目的に特化したワークスペースなど、働く場は多様化してきています。そこで、企業へのアンケートで、「貸会議室サービス」「テレワーク支援型」「メインオフィス型」「コワーキングオフィス」「インキュベーションオフィス」「ワーケーション施設」の6つのタイプのフレキシブルオフィス(*)について、自社の働く場としての利用関心度を聞きました。
    * 一般的なオフィスの賃貸借契約によらず、利用契約・定期建物賃貸借契約などさまざまな契約形態で、事業者が主に法人および個人事業主に提供するワークプレイスサービス。各タイプの詳細は元レポートを参照。
  • 「貸会議室サービス」や「テレワーク支援型」は、「わからない」と回答した割合が比較的少なく、「すでに利用している」と回答した割合が高いことから、認知・利用ともに浸透していることがうかがえます。「すでに利用している」と「興味がある」の合計はそれぞれ約5割となりました。
  • それ以外の4タイプは、利用対象者や用途が限定的なこともあり、「興味がない」と回答した企業が目立ちました。また、興味があっても利用に至る割合は少ないことがみてとれます。特に「ワーケーション施設」は「興味がある」と回答した割合は6タイプのなかで最多ですが、「すでに利用している」割合は3.3%にとどまりました。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2024秋」(2025)

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