オフィス内のスペース(現状とニーズ)(2024年秋)

オフィス内のスペース(現状とニーズ)(2024年秋)
  • 企業へのアンケートでメインオフィス(*)内の多様なスペースについて、現在あるものと、今後増設・新設したいものを聞きました。
    *メインオフィス……テレワークの拠点となる分散型オフィス(サテライトオフィスなど)ではなく、従来の集まるためのオフィスを指す。
  • 現在あるもの(図表左)では「固定席」(77.6%)に次ぎ、「オープンなミーティングスペース」(56.0%)、「フリーアドレス席」(44.2%)が上位となりました。
  • 一方、今後増設・新設したいもの(図表右)では「あてはまるものはない」(44.1%)と回答した割合が高く、現状で十分だと感じている企業が多い結果になりました。
  • ただし、「リモート会議用ブース・個室」(22.9%)をはじめ、回答率が10%以上となった項目もいくつかみられました。ハイブリッドモデルが定着しつつあるなか、リモート会議用ブース・個室やフリーアドレス席、リフレッシュスペースなど多様なスペースを備えた、ABWのためのオフィスレイアウトの整備が進んでいくことがうかがえます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2024秋」(2025)

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