出社率の実態(経年比較)(2024年秋)
【1】出社率の実態

【2】出社率の実態(経年比較)

- 企業へのアンケートで全社員がオフィスに出社した場合の出社率を100%とし、「現在の平均的な出社率」を聞きました。
- 【1】調査時点では22.8%の企業が「100%(完全出社)」と回答し、残りの77.2%は程度の差こそあれテレワークを継続していることがわかりました。なお、平均値(*)は69.9%でした。
* 平均値は、各選択肢が示す範囲の中央の数値を採用して算出した。「1%~9%」は5%、「10%~19%」は14.5%、「20%~29%」は24.5%…以下同様。 - 【2】出社率を、「0%(完全テレワーク)」、「1%~39%(テレワーク派)」、「40%~59%(半々)」、「60%~99%(出社派)」、「100%(完全出社)」の5段階に分け、過去調査の結果と比較したところ、2023春調査以降は、「100%(完全出社)」が微減傾向・「60%~99%(出社派)」が微増傾向であるなどの変化はあるものの、概ね横ばいで推移しています。
- 2023年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行を経て、出社回帰に振れたものの、直近は出社率の変化が落ち着いていることがわかります。
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DATA
過去1年間のオフィス面積変化の実績+可能性(2024年秋)
オフィスの面積変化(実績+可能性)は拡張が縮小を大幅に上回りました。コロナ禍発生後の縮小トレンドから転換し、拡張トレンドが強まってきています。