<オフィス所在地別>働き方に関する施策の利用率とニーズ(2024)
- 首都圏および地方都市のオフィスワーカーへのアンケートで、働き方に関する施策について、現在利用・実施しているもの(利用率)と、今後利用・実施したいと思うもの(ニーズ)を聞きました。
- 現在の利用率(図表左)では、各地域で「オンライン会議ツールの活用」が最高となりました。「オンライン会議ツールの活用」に加え、各地域で上位に上がった「仕事でのチャットツールの活用」、「モバイルワークの活用」といった、テレワークの実施に伴って導入される施策については、地方都市よりも首都圏の方が利用率が高い傾向がみられました。
- ニーズ(図表右)をみると、現在の利用率が低い「勤務先の許可を得た副業・兼業」、「勤務先の許可を得たワーケーション」、「二拠点居住で働く、郊外・地方へ移住して働く」といった、比較的先進的な施策は、各地域共通で現状とのギャップが大きい結果となりました。これらの施策は今後、ニーズに牽引されて導入が進む可能性があります。
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