コロナ禍以前と比較した現在のパフォーマンス等の評価(2023年秋)
【1】コロナ禍以前と比較した現在の評価
【2】コロナ禍以前と比較した現在の「従業員のパフォーマンス」の評価(経年比較)
- 企業へのアンケートで、コロナ禍以前と比べ、自社の「従業員のパフォーマンス」、「従業員のウェルビーイング(心身の健康)」、「人材確保(新規採用、離職率低下)」の3つの指標についてどのように評価しているかを聞きました。
- 【1】その結果、いずれも「変わらない」が過半数を占めました。「従業員のパフォーマンス」と「従業員のウェルビーイング」については、「上がった(*1)」が「下がった(*2)」を上回りました。 *1 「上がった」と「やや上がった」の合計 *2 「下がった」と「やや下がった」の合計
- 【2】さらに、「従業員のパフォーマンス」の評価について過去調査と比較したところ、2023秋調査では「上がった」の合計が17.0%、「下がった」の合計が10.7%となり、特に「下がった」の割合が年々減少しています。背景として、コロナ禍を機にテレワークを導入した企業で環境整備や従業員の適応が進み、新しい働き方が定着してきたことが関係していると考えられます。
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