働き方に関する施策の取り組み状況(2023年秋)

働き方に関する施策の取り組み状況(2023年秋)
  • 企業へのアンケートで、働き方に関する施策について現在の導入状況と今後の意向を聞きました。
  • 現在導入済みであると回答した割合に、現在は未導入だが今後取り組みたいと回答した割合(未導入かつ今後の意向あり)を積み上げた結果、上位の項目のなかで、未導入かつ今後の意向ありの割合が高い項目は「資料・書籍等のペーパーレス化」や「フレックスタイム制度の整備・活用」、「従業員のスキルアップ・研鑽・リカレント教育の支援」などでした。
  • また、現在の導入率は低い「従業員満足度(ES)調査の実施」や「AIによる仕事の変化(ChatGPTなど)への対応」、「地方などオフィス拠点から遠方に住んでいても働ける制度の整備・活用」といった先進的な施策も、未導入かつ今後の意向ありの割合が10%以上あり、今後の導入率の伸びが予想されます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2023秋<詳細版>」(2024)

TOPへ戻る

関連記事

VIEWPOINTWORKTREND

【WORKTREND㊵】「AIによる雇用喪失」と「高齢化による労働力不足」は相殺されうるか

高齢化が進む国々での労働力不足は、自動化技術の導入によって解消されると広く考えられている。しかし本稿の筆者は、その解決策にあまり期待すべきではないと述べている。

DATA

企業におけるコミュニケーションの状況と課題(2023年秋)

企業に聞いたコミュニケーション(オンライン/オフライン)の状況から、今後取り組むべき課題がみえてきました。