【1】新型コロナ5類移行後の、出社方針の見直し有無

【2】＜出社方針の見直し有無別＞出社率の実態

• 企業へのアンケートで新型コロナの5類移行を機に出社やテレワークの方針を見直したかを聞きました。
• 【1】その結果、「見直した」を選んだ企業は29.5%、「見直しする予定はない」は56.4%でした。長きにわたったコロナ禍のいったんの区切りを受け、コロナ禍以前の働き方に回帰すると予測する向きもありますが、実際には働き方を変えていない企業が6割近くに上りました。
• 【2】出社方針の見直しの有無別に現在の出社率をみると、方針を見直した企業でも「出社率100%」の割合は14.7%にとどまり、必ずしも「コロナ禍収束＝出社回帰」でないことがわかります。一方で、「見直しする予定はない」と回答した企業の32.3%は出社率100%であることから、これらの企業群には、コロナ禍中もテレワークなどの対策に取り組まなかった企業が一定数含まれると推察されます。

（出所） ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2023秋＜詳細版＞」（2024）

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