<働く場所の裁量の有無別>テレワークする場所に関する施策の実施率(2023)

<働く場所の裁量の有無別>テレワークする場所に関する施策の実施率(2023)
  • 首都圏および地方都市のオフィスワーカーに対するアンケートで、テレワークする場所に関する施策の実施状況を聞きました。
  • テレワークのなかでも、「サテライトオフィス勤務」と「在宅勤務」の利用有無(*)に着目して集計した結果を、働く場所の裁量の有無別にみてみると、裁量があるワーカーほどいずれかのテレワーク施策を実施している割合が高いことがわかりました。 「サテライトオフィス勤務と在宅勤務の両方を実施」「サテライトオフィス勤務のみ」「在宅勤務のみ」「どちらもなし」の4つのグループに分類。「その他の場所でのテレワーク」の利用有無は問わない。
  • 裁量がないグループは「どちらもなし」が8割超でした。一方で、裁量があるグループはサテライトオフィスの利用率(「サテライトオフィス勤務・在宅勤務併用」と「サテライトオフィス勤務のみ」の合計)が約2割にのぼります。
  • ただし、「どちらともいえない」「あまりない」グループも、約5割がなんらかのテレワークする場所に関する施策を実施していることから、単に施策の有無だけでなく、利用可能なタイミングや、テレワーク場所の立地・数などの観点からも、ワーカーのニーズに応える必要があることが示唆されます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィスワーカー調査2023②働き方の評価編」(2023)

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DATA

働く場所の裁量(2023)

働き方への満足度と相関が高い「その日働く場所を自分で選べる裁量があるかどうか」について、過半数が「(あまり)ない」と回答しました。