働き方に関する現在の課題(2023年春)
- 企業へのアンケートで、働き方に関して、現在課題に感じていることを聞きました。
- 1位は「特になし・わからない」(40.0%)で、個別の課題のなかで最も多かったのは「会議室・リモート会議用個室などが不足している」(35.3%)でした。
- 今後増設・新設したいスペース(【図表27】)としては「リモート会議用ブース・個室」を挙げた企業が最も多いことからも、出社とテレワークが混在するハイブリッドモデルに移行するなか、出社時にリモート会議に参加する機会が増え、従来のオフィス機能だけでは不都合が生じている状況がうかがえます。
- 一方で、「出社が増えて席が足りない・狭い」(9.7%)や「社員にもっと出社してほしいが、苦労している」(4.1%)は一桁台に留まりました。
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VIEWPOINTWORKTREND
【WORKTREND㉝】理想都市のアイデアに学ぶ、日本の都市が目指すべき方向性
宇於﨑勝也/日本大学 理工学部建築学科 教授
コロナ禍で「コンパクトシティ」「職住融合」といった都市のアイデアが加速した。「課題先進国」日本の未来を考えるため、都市計画の専門家に話を聞いた。
DATA
テレワークする場所に関する施策の導入率と今後の意向(2023年春)
在宅勤務制度の導入率は減少傾向である一方、サテライトオフィスの導入率は増加を続けており、企業のテレワーク施策における存在感が増しています。