過去1年間のオフィス面積変化の実績+可能性(2023年春)

過去1年間のオフィス面積変化の実績+可能性(2023年春)
  • 企業へのアンケートで、過去1年間のオフィス面積の変化を聞きました。
  • 「変化なし」であっても、「拡張を検討している」と「拡張を検討したが、中止/中断した」と回答した割合を「拡張する可能性」の割合とすると、「拡張(した+する可能性)」の合計は12.5%となり、2021春調査を底に増加傾向がみられます。同様に、「縮小(した+する可能性)」の割合は10.8%となり、2021春調査をピークに減少しています。
  • 実績(【図表2】)では縮小が拡張を上回っていたものの、可能性も加えると今回の調査で拡張が逆転しており、コロナ禍以降続いていた縮小トレンドが落ち着いたといえます。
  • また、縮小は拡張と比べ「可能性」の割合の変動が大きく(特に後退期)、縮小の必要性を感じたものの、実現には至らなかった企業も少なくないと推察されます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2023春<詳細版>」(2023)

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