働く場所ごとの時間配分(2022)
【1】テレワークする場所に関する施策の実施率
【2】働く場所ごとの時間配分
- オフィスワーカーへのアンケートで、テレワークする場所に関する施策の実施率を聞きました。
- 【1】経年で比較すると、各施策の実施率はコロナ禍発生後の2020年調査から大きく伸びていますが、今回の調査では場所ごとに実施率の変化に違いがみられ、「在宅勤務」(57.6%)は減少した一方で「サテライトオフィス勤務」(20.8%)は増加しています。
- 【2】「在籍するオフィス」もあわせ、働く場所ごとの時間配分をみたところ、全体平均では67.9%の時間を在籍するオフィスで働いており、この割合は前回と比べて7.2ポイント増加しています。また、在籍するオフィスで働く以外の時間、つまりテレワークする時間の大部分を在宅勤務が占めていることがわかりました。
- サテライトオフィス勤務は、時間配分は1.6%と少ないものの、実施率は20.8%(【1】)であることから今後の伸びが期待できるかもしれません。
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【WORKTREND㉘】事例:ありたい姿から逆算したオフィス、運用ルール定着を促す試み
古河電気工業
若手中心に結成したプロジェクトチームで"ありたい姿(理想の働き方)"の実現を目指したオフィス移転プロジェクトを紹介する。
DATA
<オフィス所在地別>コロナ禍収束後の働く場所の立地(2022年春)
回答企業の37%は、郊外に働く場所を分散させる「ハイブリッド志向」であることがわかりました。エリアによる違いもあるようです。