<サテライトオフィス利用状況別>テレワークによって得られるメリット

サテライトオフィス利用状況
  • 首都圏企業へのアンケートで、テレワークを導入することにより「オフィスコスト効率化」「人事採用面の優位性」「生産性向上」「離職率の低下(育休女性の復職率アップ等)」といったメリットを得られると思うか(【図表13】)をたずねました。「(メリットを得られると)思う」(「非常に思う」「やや思う」の合計)割合が最も高かったのは「オフィスコストの効率化」(67.7%)でした。
  • この結果をテレワークの導入状況別に比較すると、在宅勤務とサテライトオフィスを併用している企業は、どの項目についても「(メリットを得られると)思う」と回答した割合が高いことがわかりました。特に「生産性向上」については、在宅勤務とサテライトオフィスを併用している企業は57.6%と過半数が「思う」と回答しているのに対し、在宅勤務のみの企業では32.5%、どちらも導入していない企業では22.1%と、大きな差がみられます。
  • テレワークを導入している企業とひとくちにいっても、在宅勤務のみなのか、サテライトオフィスを併用しているのかにより、テレワークのメリットの感じ方は異なることが明らかとなりました。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査 2021年1月」(2021)

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DATA

サテライトオフィスの利用状況

サテライトオフィスは従業員に占める対象者の割合に比べ、実際に利用している人の割合が低いものの、企業は利用を促進したいと考えているようです。