<業種別>テレワークする場所の整備の内容(2020年秋)
【1】テレワークする場所の整備の内容
【2】<業種別>テレワークする場所の整備の内容
- *1 サテライトオフィス…メインオフィスや自宅とは別に、テレワークのために設けるワークプレイスの総称。専門事業者がサービス提供するものや企業が自前で設置するものがある。
- 企業へのアンケートで、従業員がテレワークするための場所の整備について聞きました。
- 【1】最も整備されている割合が高いのは「在宅勤務制度」(51.2%)で、2019年秋調査と比べても急激に伸びています。一方、年々利用率が伸びていた「専門事業者等が提供するサテライトオフィス等」や「自社が所有・賃借するサテライトオフィス等」は、前回調査より若干減っていますが、これはコロナ禍の一時的な影響と考えられます。
- 【2】この結果を業種別でみると、テレワークする場所の整備状況に差がみられます。たとえば、「在宅勤務制度」については「情報通信業」が66.8%と特に高く、最も低い「建設業」(41.4%)と25.4ポイントの差がありました。
- ただし、2019年秋調査の結果と比べるとすべての業種で大幅に伸びており、今般のコロナ禍によって業種を問わず、在宅勤務が急速に普及した状況がうかがえます。
関連記事
VIEWPOINT
在宅勤務とサテライトオフィスを使い分ける
在宅勤務の課題がみえてきた今、社員のテレワークの場所としてサテライトオフィスを契約する企業が増えています。両者の違いと、それぞれのメリットとは。