<テレワークの場所の充実度別>コロナ収束後のワークプレイスの方向性

<テレワークの場所の充実度別>コロナ収束後のワークプレイスの方向性
  • 企業へのアンケートでコロナ危機収束後のワークプレイスの方向性(【図表27】)を聞きました。「メインオフィスとテレワークの両方を使い分ける」と回答した割合が最も多く、40.2%でした。
  • この結果をテレワークする場所の充実度別にみると、サテライトオフィスを整備している(在宅勤務の有無は問わない)企業は、そうでない企業と比べて「メインオフィスとテレワークを使い分ける」や「テレワークを拡充し、オフィスを縮小する」など多くの項目で回答率が高い結果となりました。コロナ収束後も継続してテレワークを実施し、積極的にワークプレイスを見直していく姿勢がうかがえます。
  • 一方、テレワークの場所を整備していない企業は、「基本は出社とし、テレワークは緊急対応的な利用にとどめる」や「収束後は以前同様に戻り、あまり変わらない」といった項目が高く、テレワークの実施やワークプレイスの変化に消極的な企業が多いようです。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2020秋」(2020)

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