<テレワークの場所の充実度別>働き方に関して興味のある施策
- 企業へのアンケートで、コロナ危機収束後、働き方に関して興味のある施策(大都市圏オフィス需要調査2020秋【図表26】)を聞いたところ、「テレワークを含む働き方に適した勤怠・業務管理ツールの導入」(30.2%)や「テレワークを前提とした評価制度への変更(成果主義やジョブ型雇用への転換等)」(27.0%)などが上位でした。一方、「特になし」と回答した企業も約3割に上りました。
- この結果をテレワークする場所の充実度別にみると、テレワークする場所がない企業はほかの企業に比べて、全体的に興味度が低いことがわかりました。特に、「テレワークを前提とした評価制度への変更」など、テレワークに関する施策では大きく差が開いています。また、「特になし」と回答した割合は36.9%と最も多い結果となりました。
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DATA
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