通勤ストレス緩和のために多様な場所へ出勤したい意向

73.9%が意向あり

  • 首都圏オフィスワーカーに対して、通勤ストレスを緩和する手段の利用意向について聞いたところ、「在宅勤務」や「自宅に近いサードプレイスオフィス」、「郊外にあるサードプレイスオフィス」、「地方や海外なども含めた多様な地域で働く(ワーケーション)」など多様な場所に出勤する方法を利用したい割合は73.9%となりました。

通勤ストレスを緩和する手段の一つとして、多様な場所に出勤するニーズが広がっているといえそうです。

【図表1】通勤ストレスを今より緩和する手段として多様な場所に出勤する方法を利用したいか。

【図表1】通勤ストレスを今より緩和する手段として多様な場所に出勤する方法を利用したいか。(*1)

(n=2,009)

*1多様な場所への出勤意向について、「在宅勤務」「自宅に近いサードプレイスオフィス」「郊外にあるサードプレイスオフィス」「オフィスや自宅、サードプレイスオフィスなど、多様な場所の中から都度選んで出勤する」「地方や海外なども含めた多様な地域で働く(ワーケーション)」の5つの選択肢のうち、一つ以上について「利用したい」もしくは「どちらかといえば利用したい」と回答した割合。

出勤したい場所

  • 【図表1】で「利用したい」と答えた回答者を対象に、具体的に出勤したい場所についてそれぞれの回答割合をみた結果、「在宅勤務」(77.4%)と「自宅に近いサードプレイスオフィス」(71.5%)が上位となりました。
  • 次いで「オフィスや自宅、サードプレイスオフィスなど、多様な場所の中から都度選んで出勤する」(68.3%)、「地方や海外なども含めた多様な地域で働く(ワーケーション*2)」(44.7%)、「郊外にあるサードプレイスオフィス」(40.6%)と続きます。

【図表2】通勤ストレスを今より緩和する手段として出勤したい場所

【図表2】通勤ストレスを今より緩和する手段として出勤したい場所

(複数回答、対象:何かしらの柔軟な場所に出勤する方法を「利用したい/どちらかといえば利用したい」と回答した者、n=1,484)

*2ワーケーション…ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語。旅行先などで働くこと。

(本調査)ザイマックス不動産総合研究所「通勤ストレスがワーカーの満足度に与える影響」(2019)

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