過去1年間のフレキシブルなオフィススペースのトレンド(2019年春)
(複数回答、対象:過去1年間で何かしらのフレキシブルなスペースの面積を増やした企業、n=123)
- 過去1年間(2018年4月~2019年3月)で、オフィス内のフレキシブルなスペースの面積を何かしら増やした企業に対し、その具体的な内容を聞いたところ、「オープンミーティングスペース」(58.5%)と「フリーアドレス席」(53.7%)が上位となりました。働き方改革が進む中、社員が柔軟に選択して使えるワークスペースの注目度が高まっているようです。
- また、「リフレッシュスペース」(33.3%)や「食堂・カフェスペース」(15.4%)など、従業員の健康や快適性に寄与するスペースを導入している企業もみられました。
- 一方で、多様なタイプのオフィススペースを設ける「ABW」(Activity Based Working)のオフィススタイルは、7.3%と少しずつ増えてはいるものの、他の施策に比べると低い結果となりました。
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