働き方改革の具体的な効果(2018年秋)

  • 働き方改革を「実施済み・取り組み中」と回答した企業に対し、改革の具体的な効果について聞いたところ、「従業員のワークライフバランス」(41.3%)や「長時間労働(残業、休日勤務)の是正」(38.4%)が上位に並びました。
  • また、2017年秋調査と比較すると、同調査で聞いた「働き方改革のきっかけ」と「働き方改革の目的」(「大都市圏オフィス需要調査2018秋」【図表7・8】)は全体的にスコアが伸びているのに対し、「働き方改革の具体的な効果」は下がっています。社会的に働き方改革の機運が高まり、明確な目的意識をもって取り組む企業が増えているからこそ、その結果に対する期待度のハードルが高まり、多少の変化では効果を実感しにくくなっているのかもしれません。

(出所)ザイマックス不動産総合研究所「大都市圏オフィス需要調査2018秋」(2018)

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中小企業ほど効果を実感 大企業だけでない働き方改革の波

働き方改革に着手した中規模企業は、大企業以上に切実な目的意識を持って取り組み、その効果もより強く実感していることがわかりました。

DATA

働き方改革の効果(2017年秋)

約7割の企業が、働き方改革の効果を「非常に感じている」「やや感じている」と回答、「従業員のワークライフバランス」に効果を感じている企業が最多でした。