サードプレイスオフィスのタイプ別利用意向(2017年秋)
(各タイプについて単一回答、n=1,294)
- 代表的な5つのタイプ(以下<代表的なサードプレイスオフィス5つのタイプ>参照)のサードプレイスオフィス(*)について、利用関心度を5段階で聞いたところ、すべてのタイプについて2~3割の企業が「非常に関心がある」「やや関心がある」と回答しました。
- 中でも「子育て支援機能付き」が35.7%と比較的高く、従業員の育児支援に対する企業のニーズの高さがうかがえます。労働力不足や待機児童問題などを背景に、託児スペース付きのシェアオフィスなどが注目されており、今後も需要の伸びに伴い市場が拡大していく可能性があるでしょう。一方、利用者同士の交流や共創を目的とする「コワーキング型」の利用関心度は21.4%で、5つの中では最も低い結果となりました。
(*)サードプレイスオフィス・・・会社のオフィスでも自宅でもなく、主に事業者がサービス提供するオフィススペース。サテライト オフィス、レンタルオフィス、シェアオフィス、モバイルワークオフィス、コワーキングスペースなどを含む。契約主体が会社か個人 かは問わない。
<代表的なサードプレイスオフィス5つのタイプ>
【1】タッチダウン型(主に個人単位で利用)
- エリア・期間
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- 都心の主要オフィスエリア。不定期・単発利用。
- 利用イメージ
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- 利用イメージ・主に営業担当者などが外出中や直行直帰の際に立ち寄り、オフィス同様に働ける。
- 1人で集中して事務作業などを行う。
- 都合に合わせて場所を都度選び、すぐ利用できる。
【2】プロジェクトルーム型(チーム単位で利用)
- エリア・期間
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- 都心の主要オフィスエリア。数ヶ月~年単位の利用契約。
- 利用イメージ
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- システム開発やプロジェクトなどのため期間限定で利用。
- 社内だけでなく、社外の人材と協業する際に利用。
【3】「シェア型サテライト」オフィス(企業単位で利用)
- エリア・期間
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- 郊外の住宅エリア。数ヶ月~年単位の利用契約。
- 利用イメージ
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- 複数の企業がサテライトオフィス的に共同利用。
- 専用回線なども使える企業専用区画と共用スペースがある。
- 近隣に住む従業員が集まって働ける。
【4】「子育て支援機能付き」オフィス
- エリア・期間
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- 郊外の住宅エリア。不定期・単発利用。
- 利用イメージ
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- 託児スペースが併設されており、主に育児中の社員が必要に応じ、個人単位で単発利用できる。
【5】「コワーキング型」オフィス
- エリア・期間
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- 都心の主要オフィスエリア。
- 利用イメージ
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- 様々な業種・職種の人が共同利用し、コラボレーションやイノベーションの創発が期待できる。
- 法人契約だけでなく、個人契約も可能な場合が多い。