在宅勤務の不満(2020~2022)
- オフィスワーカーを対象とした年1回の定期調査で在宅勤務の不満を聞き、2020~2022年の結果を経年比較しました。
- この3年間で「モニター、コピー機等の機器が揃っていない」や「業務に適したスペースや什器が揃っていない」などの環境面の不満は解消されつつあることが見受けられます。一方で、「運動不足・不健康になりやすい」や「仕事のオン・オフが切り替えづらい」などの不満は最新の2022年調査でも依然高く、これらはワーカーが在宅勤務に慣れても解消されづらい課題であると推察されます。
- 2022年調査によると、現在の総テレワーク実施時間の9割以上を在宅勤務が占めており、テレワークはほぼ在宅勤務と同義となっています。今後もテレワークが定着するのであれば、ワーカーの生産性やウェルビーイングを担保するうえで、いまだ課題の残る在宅勤務だけではなく、ほかの働く場所の選択肢も必要になるでしょう。
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DATA
在宅勤務制度とサテライトオフィスの導入率(2022年秋)
テレワークする場所に関する各施策の導入率を経年でみてみました。在宅勤務制度の導入率は頭打ち感がみられます。サテライトオフィスはどうでしょうか。