出社1人あたり席数の実態と意向

出社1人あたり席数の実態と意向
  • 東京23区に所在する企業に対しアンケートで、全社員がオフィスに出社した場合の出社率を100%とし、「現在の平均的な出社率(実態)」と「コロナ禍収束後の出社率(意向)」を聞きました。
  • 出社率の平均値は実態(62.9%)よりも意向(68.5%)の方が5.6ポイント高く、今後さらにオフィス回帰が進む可能性があります。なお、企業のコロナ禍収束後の出社率の意向は2020年・2021年の調査でも65%〜70%の間に収まっており、大きな変化はみられません。
  • また、出社1人あたり席数の中央値の実態と意向を比較すると、意向(1.18席/出社者)は実態(1.67席/出社者)から約3割減っており、全体的な方向性としては出社施策に合わせて出社1人あたり席数を削減していくことがうかがえます。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「コロナ禍で変わるオフィス面積の捉え方(2022年)」(2023)

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DATA

出社率と出社1人あたり席数の実態

テレワークの普及により、在籍人数を基にしたオフィス面積を見直す必要がでてきました。そこで、検討材料となりうる「出社率」や「席数」を分析してみました。