ワーカーが感じる「テレワークのメリット」(2021)
- オフィスワーカーへのアンケートで、テレワーク経験者(「テレワーカー」と「一時的テレワーク経験者」)がテレワークにどのようなメリットを感じているのかを聞きました。
- 最も多かったのは「移動時間・通勤時間の削減」(80.0%)、次いで「感染症の感染リスク低減」(50.7%)でした。テレワークの内訳の大半を占める在宅勤務は、コロナ危機を機に実施し始めたワーカーが多く(【図表5・7】)、実際に感染症対策として効果を感じている様子がうかがえます。
- さらに「ストレス軽減」(30.8%)、「肉体的な負担軽減(健康増進、疲労軽減)」(30.5%)と続き、オフィスへの通勤がなくなることによる肉体的・精神的な負担軽減が主なメリットとして挙げられています。
- 一方で、「特にメリットは感じない」(10.4%)は1割程度にとどまり、テレワーク経験者の多くは何かしらのメリットを感じていることもわかりました。
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DATA
<業務タイプ別>出社とテレワークのどちらが働きやすいか(2021)
業務タイプごとに、オフィス出社とテレワークのどちらがやりやすいかを聞きました。個人ワークはテレワークの方がやりやすいようです。