企業のサテライトオフィス利用方針と状況

【1】サテライトオフィスの利用方針

サテライトオフィスの利用方針

【2】サテライトオフィスの利用に関する状況

サテライトオフィスの利用に関する状況
  • 首都圏企業へのアンケートで、サテライトオフィスを導入している企業に対し、利用方針や利用に関する状況をたずねました。
  • 【1】利用方針は「タッチダウン(移動の合間など、短時間利用)で働く場所として」(67.0%)利用している企業が約7割と最も多い結果となりました。次いで、「自宅近くで本社同様の業務(長時間利用)をする場所として」(53.1%)となっており、本社の代わりに出社する場所としての利用を想定している企業も半数以上いることがわかりました。
  • 【2】利用に関する状況は、「今まで通り利用継続したい」(35.8%)が最も多く、次いで「より利用を促進したい」(33.2%)となりました。サテライトオフィスの利用については対象者と実際の利用者の割合にギャップがみられる(働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査 2021年7月【図表8・9】)ものの、企業側としてはサテライトオフィスの利用を推し進めたいと考えていることが示唆されました。

(出所) ザイマックス不動産総合研究所「働き方とワークプレイスに関する首都圏企業調査 2021年7月」(2021)

TOPへ戻る

関連記事

VIEWPOINTWORKTREND

【WORKTREND①】オフィス街から「ライフの領域」に浸み出すワークプレイス

テレワークをはじめとする働き方の変化は、従来エリア・用途が明確に区別されていた不動産の境界を流動化させ、ワーカーに多様な選択肢を提供し始めている。

DATA

ワークプレイス戦略の取り組み状況

ワークプレイス戦略の見直しが重視されつつあるなかで、過半数の企業がいまだ模索段階であることがわかりました。