マーケット指標
2024.11.07
オフィス空室マンスリーレポート 東京2024年10月
東京23区2024年10月のオフィス空室について公表する。
2024年10月期の空室率は、2.76%と前月と比べ0.34pt下落した。募集面積率は3.96%と前月と比べ0.37pt下落した【図表1】。(港区で新規物件の竣工時期が来年にずれたため、大規模な空室面積が減少した)
【図表1】空室率・募集面積率(23区・全規模)
都心5区別の空室率は、中央区が3.60%と最も高く、千代田区が1.52%と最も低かった。中央区、渋谷区は前月から上昇、千代田区、港区、新宿区は下落した【図表2】。
【図表2】空室率(5 区別)
空室面積は28.1万坪と、前月と比べ1.8万坪減少した【図表3】。
【図表3】空室面積(23 区・全規模)
空室増減量は、増加が3.4万坪、減少が5.2万坪と、減少が増加を上回った【図表4】。
【図表4】空室増減量(23 区・全規模)
エリア別の空室率は都心5区が2.45%、周辺18区が3.74%、募集面積率は都心5区が3.72%、周辺18区が4.72%となった【図表5】。
【図表5】空室率・募集面積率(エリア別)
規模別の空室率は大規模ビル(延床5,000坪以上)が2.77%、中小規模ビル(延床300坪以上5,000坪未満)が2.76%、募集面積率は大規模ビルが4.07%、中小規模ビルが3.84%となった【図表6】。
【図表6】空室率・募集面積率(23区・規模別)
※当レポート記載の内容等は作成時点のものであり、正確性、完全性を保証するものではありません。
※当社の事前の了承なく、複製、引用、転送、配布、転載等を行わないようにお願いします。
レポートに関するお問い合わせ
- ザイマックス不動産総合研究所
- お問い合わせ