2024.09.04

オフィス空室マンスリーレポート 東京2024年8月

東京23区2024年8月のオフィス空室について公表する。

2024年8月期の空室率は、3.14%と前月と比べ0.01pt上昇した。募集面積率は4.44%と前月と比べ0.05pt上昇した【図表1】。

【図表1】空室率・募集面積率（23区・全規模）

 

都心5区別の空室率は、港区が4.03%と最も高く、千代田区が1.71％と最も低かった。港区は前月から上昇、中央区、千代田区、新宿区、渋谷区は下落した【図表2】。

【図表2】空室率（5 区別）

 

空室面積は30.2万坪と、前月と比べ0.2万坪増加した【図表3】。

【図表3】空室面積（23 区・全規模）

 

空室増減量は、増加が6.4万坪、減少が6.2万坪と、増加が減少を上回った【図表4】。

【図表4】空室増減量（23 区・全規模）

 

エリア別の空室率は都心5区が2.89%、周辺18区が3.92%、募集面積率は都心5区が4.29%、周辺18区が4.89%となった【図表5】。

【図表5】空室率・募集面積率（エリア別）

 

規模別の空室率は大規模ビル（延床5,000坪以上）が3.38%、中小規模ビル（延床300坪以上5,000坪未満）が2.86%、募集面積率は大規模ビルが4.82%、中小規模ビルが3.98%となった【図表6】。

【図表6】空室率・募集面積率（23区・規模別）