オフィスマーケットレポート 東京2023Q2

・ 今期(2023年4~6月期)の東京23区オフィスマーケットは、前期から空室率は微増、賃料は微減となり、横ばいの傾向が続いている。
・ 空室率は前期から0.03ポイント増加して3.71%となった。解約予告済み・募集中の面積を加えた募集面積率は前期から0.19ポイント減少して5.45%となった。空室増減量は増加が16.7万坪、減少が16.7万坪と、空室面積の増加と減少が同じになった。空室在庫の減少割合を示す空室消化率は前期から2.8ポイント減少して29.7%となった。
・ 新規賃料の水準を示す新規成約賃料インデックスは前期から1ポイント下落の89となった。新規賃料が上昇した物件の割合から下落した物件の割合を引いた成約賃料DIは-11と前期から3ポイント下落し、11四半期連続でマイナス圏となった。
・ 新規賃料と継続賃料の両方を含む支払賃料インデックスは前期から2ポイント上昇の105であった。
・ FRあり契約の平均FR月数は3.6ヶ月、2ヶ月以上付与率は39.3%、6ヶ月以上付与率は11.5%となった。

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