オフィス新規供給量調査2014

~東京23区 2014年以降も大規模物件の供給が続く~

ザイマックス不動産総合研究所(以下、ザイマックス総研)では、今般、東京23区で毎年竣工する主要オフィスビルの賃貸面積の調査を行ない、その結果を「オフィス新規供給量調査2014」として公表する。延床面積3,000坪以上の物件を対象に、実際のオフィス賃貸面積(自社ビルを除く)を集計(推計を含む)した。供給量は、オフィスマーケットの需給バランスに直接的に影響を与えるものであり、ザイマックス総研では今後もこういった基礎的なデータを定期的に提供していく予定である。 2014年から2017年までの東京23区における供給量は年平均17.5万坪となる予定である。新築オフィスビルが単年で大量に供給される「2016年問題」との見方があったが、竣工時期の変更などにより解消されていることがわかった【図表1】。なお、今後1万坪未満の供給が計画、追加されることを考慮すると、2003年以降2013年までの過去年平均20万坪と同水準程度となることが予想される。

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