東京23区オフィステナントの入居期間分析(2018年)

~テナントの平均入居期間の推計と退去テナントの分析~

ザイマックス不動産総合研究所(以下、ザイマックス総研)は、2014年に東京23区に所在するオフィステナントの入居期間に関する分析を行い、レポートを公表した(*1)。そこでは統計的な手法を用い、データ収集時点で入居中のテナントも含めて、入居したテナントの半分が退去するまでの期間を表す「オフィステナント平均入居期間」を推計した。今般、前回調査時から4年経過したため、改めて同手法による推計を行った。

また、実際にテナントが入居して退去するまでの期間は様々で、すべてのテナントが平均入居期間で入居し続ける訳ではない。そこで今回は退去したテナントにも着目し、退去テナントの実際の入居期間の分析を行い、入居期間に影響を与える要因について考察した。

さらに、一般的な賃貸借契約の契約期間は2年間でありながら2年未満で退去したテナントが一定数あることから、ヒアリングによりそれらの個々のテナントが退去した理由や背景の事例を収集した。

詳細はPDF版にてご確認ください。