オフィスマーケットレポート 東京 2021Q2

・ 今期(2021年4~6月期)の東京23区オフィスマーケットは、空室率が上昇、賃料は下落するなど、オフィススペースの需要が低い状況が続いている。
・ 空室率は前期と比べ0.66ポイント増加して2.96%となった。解約予告済み・募集中の面積を加えた募集面積率は5.75%と、前期から0.44ポイント増加した。空室増減量は増加が25.8万坪、減少が17.9万坪と、5四半期連続で空室の増加が減少を上回った。空室在庫の減少割合を示す空室消化率は前期から3.6ポイント増加して34.5%であった。
・ 新規賃料の水準を示す新規成約賃料インデックスは前期から1ポイント下落の89となった。新規賃料が上昇した物件の割合から下落した物件の割合を引いた成約賃料DIは前期から7ポイント下落して-36となり、3四半期連続でマイナス圏となった。
・ 新規賃料と継続賃料の両方を含む支払賃料インデックスは前期から1ポイント下落の104となった。
・ 全契約の平均フリーレント月数は1.3ヶ月、フリーレント付与率は55.5%となった。

詳細はPDF版にてご確認ください。