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2023.09.22

1人あたりオフィス面積調査(2023年)

~東京23区の<在籍>1人あたりオフィス面積は3.9坪~

ザイマックス不動産総合研究所は、企業におけるオフィスの利用実態を把握するため、オフィスビルに入居するテナント企業を対象に継続した調査を行っている。このたび、一般的な事務所に入居している企業における利用者1人あたりの賃借面積(以下「1人あたりオフィス面積」)について分析し、企業の出社率を加味したオフィス面積を検討する材料を提示するレポートを公開した。なお、今回調査より、東京23区に加え大阪市・名古屋市・福岡市についても公開している。本ページはその一部を抜粋したものである。

※詳細はPDFでご確認ください

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2023年東京23区の<在籍>1人あたりオフィス面積の中央値は3.9坪と、前年より微増した。また、<出社>1人あたりオフィス面積は4.9坪と横ばいである。
過去調査と比べて<在籍>と<出社>の1人あたりオフィス面積の差が縮小していた。企業のオフィス床需要が強まった(面積増)ことが<在籍>1人あたりオフィス面積の増加につながったと考えられる一方で、出社制限の緩和などにより、オフィスへの出社人数が増加したため、<出社>1人あたりオフィス面積については横ばいとなったことが背景として考えられる。

【図表1】<在籍/出社>1人あたりオフィス面積の推移(2008~2023、東京23区)

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オフィス所在地別でみると、東京23区では<在籍・出社>ともに1人あたりオフィス面積が大阪市・名古屋市・福岡市に比べて小さい。
また、2023年の調査時点の出社率について、東京23区では75.6%と比較的低く、ほかの地域に比べてテレワークが進んでいる傾向がみられた。

【図表2】<オフィス所在地別>1人あたりオフィス面積と出社率(2023年調査時点)

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