2022.07.05

オフィス空室マンスリーレポート 東京2022年6月

東京23区2022年6月のオフィス空室について公表する。

2022年6月期の空室率は3.91%と前月と比べ0.16pt上昇した。募集面積率は6.31%と前月と比べ0.14pt上昇した【図表1】。

【図表1】空室率・募集面積率（全規模）

 

都心5区別の空室率は、港区が4.65%と最も高かった。渋谷区は前月から下落、中央区、千代田区、港区、新宿区は上昇した【図表2】。

【図表2】空室率（5 区別）

 

空室面積は45.3万坪と、前月と比べ2.0万坪増加した【図表3】。

【図表3】空室面積（23 区・全規模）

 

空室増減量は増加が5.5万坪、減少が3.5万坪と、前月同様増加が減少を上回った【図表4】。

【図表4】空室増減量（23 区・全規模）

 

エリア別の空室率は都心5区が3.70%、周辺18区が4.60%、募集面積率は都心5区が6.11%、周辺18区が6.92%となった【図表5】。

【図表5】空室率・募集面積率（エリア別）

 

規模別の空室率は大規模ビル（延床5,000坪以上）が4.04%、中小規模ビル（延床5,000坪未満300坪以上）が3.77%、募集面積率は大規模ビルが7.17%、中小規模ビルが5.34%となった【図表6】。

【図表6】空室率・募集面積率（規模別）